自分の子どもが、「こんにちは」と率先して挨拶ができなかったり、何かを貰っても「ありがとう」と言えなかったり、悪いことをしても、「ごめんなさい」と言えなかったり、そんなとき、お母さんは「こんにちわは!」「お礼は!」「謝りなさい!」と強要したりしていませんか・・・。しかしお母さんは自分の心に問い掛けてみてください。強要するのは子どもの為だけでしょうか、「わたしはしつけています」と自分を良く見せるためにも子どもに強要していないでしょうか?
あいさつやお礼・お詫びとは、自分の気持ちを相手に伝えることなのです。それを強要して、全く気持ちも込めず、ただ言葉だけ言わせても何の意味もないのです。
子どもは、お父さん・お母さんが、「あいさつしたり」「謝ったり」「感謝する」ところを、日常的に見ていれば、お子さんは自然と、あいさつも感謝もお詫びもできるようになります。
子どもは「親を見て真似て育つ」ものなのです。
親が照れながらでも、緊張しながらでも人前でキチンと話したり、人を心から褒めたり
している姿は、子どもからはすばらしいお母さんに見えて、必ず同じようなお話の仕方を真似てくれます。
つまり、見本となるべきお母さん自身が、「相手に自分の考えをきちんと言える」ということができなくてはいけないのです。
話し言葉は相手が子どもでも大人でも、親でもわが子でも他人でも、伝えたいと思う心があれば、必ず気持ちは伝え合うことができることを教えてあげましょう。
話し方はコミュニケーションの基本として、聞こえるように話す、意味がわかりやすいように話す、相手が話しやすいように聞く、話したいことを引き出してあげる、話してよかったと思えるように褒める・共感するなど、お父さんお母さんも子どもと一緒に話し方を勉強し、一緒に問題を解決して、親子の会話に共通の話題として、「伝えたいことはこんな風にまとめて話そうね」「こんなときにはこう謝ろうね。」とか、「何かしてもらったときは、こんな風にありがとうと言おうね。」と、習ったことを親子で一緒に話し合うことがとても大切です。共通の話題で親子の会話が生まれます。
きっとお子さんは、自分で堂々と話しができて、お父さんお母さんや、聞いている皆に拍手喝さい称賛を浴びたら、どんなにうれしいか想像してみてください。
■話し方トレーニング例
・ 1分間で自分のことを紹介してください
・ 1分間でお母さんをみんなに紹介してください
・ 最近自分が楽しかったことを三段階に分けてお話ししてください
・ 今、あなたが困っていることを箇条書きでお話ししてください
・ 最近食べて一番美味しかったものを1分間で話してください
決して、急ぐことも焦ることもありません。お母さんたちが、見本となれるようにお子さんと一緒に楽しく勉強しましょう。